よくある質問

「病気について」「診療方法は?」など、お問い合わせの多いご質問をQ&A方式でご案内します。

病気について

静脈瘤は、腕にも出ますか?
  • 腕の血管の膨らみは静脈瘤でありません。人それぞれの体質や遺伝、生活環境等にも影響されますが、血管が目立ってくる要因のひとつに「加齢」が上げられます。加齢とともに血管自体の弾力もなくなってくることで、血管が太くなり手の甲の血管が浮き出てくるのです。
 
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下肢静脈瘤とはどんな病気ですか?
  • 足の静脈の逆流防止弁が壊れて正常に機能しなくなることで血液の逆流が起こり、逆流した血液により血管が徐々に拡張され、太い血管が足に浮き出て見えたり、細い血管がクモの巣のように集まって見えるなど外見上でもわかる病気です。推定患者数は1千万人ともいわれ、身近に起きやすい病気の一つです。
 
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下肢静脈瘤はどんな症状がありますか?
主な症状は、足のむくみやだるさ、夜寝ている時に足がつるなどが挙げられます。さらに進行すると足の血管が膨らんで見た目が悪くなるほか、足の血流が悪くなることで、強いかゆみや湿疹、色素沈着などの皮膚炎症、皮膚に穴が開あく潰瘍(かいよう)ができることもあります。
 
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下肢静脈瘤の原因はなんですか?
  • 下肢静脈瘤は静脈の病気です。足の静脈は、筋肉と筋肉の間にある深部静脈と筋肉と皮膚の間にある表在静脈に大別されます。
  • 表在静脈は皮下の血液を深部静脈に運び、深部静脈は血液を心臓に返す働きがあります。
  • 心臓に血液を送るため、血液の逆流を防止するための“ハ”の字型の弁(逆流防止弁)があり、立っている時に血液が足の方に逆流するのを防いでいます。
  • ところが、何らかの理由でこの弁が壊れて血液が逆流することで、血管は徐々に徐々に拡張します。
  • この状態が「下肢静脈瘤」です。一度壊れた逆流防止弁は自然に治ることはありません。
  • また、長時間の立ち仕事や妊娠・出産、・肥満、遺伝的要因、女性ホルモンの関係により、女性に多く発症する病気です。
 
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下肢静脈瘤の自己診断法を教えてください。
  • 「足がだるい・むくみが強い・寝ているとこむら返りがおこる」などの自覚症状のある方や「外見上、コブが目立つ・血管の色が目立つ」方は、下肢静脈瘤を発症している可能性が考えられます。
  • 自己診断ではなく、下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院で、超音波検査を受診することをお勧めします。
 
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青い血管が目立ちますが大丈夫でしょうか?
  • 肌の色が白い方の場合、ただ単に血管が目立っているだけの場合もあります。
  • 一方、静脈の異常により青い血管が目立っている場合もあります。足にむくみやだるさ、就寝中に足がつる、湿疹や皮膚炎症などの症状があれば、下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院で、超音波検査を受診することをお勧めします。
 
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ひざの裏に赤くて細い管のような血管があるのですが?
  • 肌の色が白い方の場合、ただ単に血管が目立っているだけの場合もあります。
  • 一方、静脈の異常により青い血管が目立っている場合もあります。足にむくみやだるさ、就寝中に足がつる、湿疹や皮膚炎症などの症状があれば、下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院で、超音波検査を受診することをお勧めします。
  • 見た目だけの問題であれば、細い針で血管に硬化剤を注入して、静脈瘤を固めてしまう硬化療法で治療します。
 
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血管がボコボコと浮き出てきている状態です。放っておくとどうなりますか?
  • 下肢静脈瘤は自然に治ることはありません。この静脈瘤はこのまま放っておくと少しずつ進行し、血管のボコボコは今以上に目だってくるようになり、その範囲も広がってきます。
  • さらに進行すると、皮膚炎や潰瘍に至るケースもありますので、下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院で、超音波検査を受診することをお勧めします。
 
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スポーツをしていても、大丈夫ですか?
  • 痛みや足に違和感が出るようでしたら、控えた方が良いでしょう。ただし、適度な運動は、ふくらはぎの血行を促進し、血液のうっ滞を防ぐために、むくみ予防に適しています。
  • 1日30分ほど歩いたり、水泳をしたりするのはとてもよいことです。
 
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下肢静脈瘤になりやすい体質ってありますか?
  • 体質的に静脈弁の弱い人、強い人がいることが考えられます。また、静脈壁が弱い体質の人も静脈が膨らみやすいと考えられています。
  • また、下肢静脈瘤は遺伝的になりやすいと言われています。父親・母親・祖父母・兄弟姉妹などに下肢静脈瘤の方がいらっしゃる場合は、体質的に似ている場合がありますので、定期的に超音波検査を受診した方が良いでしょう。
 
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皮膚科に診てもらったけどわからないといわれ、放っておいたら、だんだん痒くなってきました。
下肢静脈瘤が進行し、皮膚炎を起こし皮膚科に診てもらう患者様がいらっしゃいます。 原因が下肢静脈瘤の場合、皮膚の外側からの治療だけでは根本的に治りません。
弁不全を起こしている静脈を治療することで皮膚炎が治まってきます。
 
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お風呂や、血液でうつったりしますか?
  • 下肢静脈瘤は血管の病気で感染症ではありませんので、お風呂や血液でうつることはありません。
 
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高血圧だと、下肢静脈瘤になりやすいですか?
  • 高血圧だと下肢静脈瘤になりやすいということではありませんが、血圧が高いことによる下肢静脈瘤の悪化は懸念するところです。
 
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膨らんだ血管が破裂するということはあるのでしょうか?
  • 動脈瘤と違って、下肢静脈瘤が大きくなっても破裂することはありません。
  • 長時間の立ち仕事(8時間/日以上)の方で、ごくまれに出血することがあります。通常はくるぶし上の潰瘍から出血が起こります。
  • 下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院で、超音波検査を受診することをお勧めします。
 
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ひどくなると、歩けなくなったり、足を切ったりしますか?
  • 下肢静脈瘤が原因で歩けなくなったり、足を切らなければならなくなる事はありません。
  • 例外的に、下肢静脈瘤を放っておくことで発症するうっ滞性皮膚炎から潰瘍ができ、これに細菌が感染すると、最悪の場合、足の切断が必要になる可能性はあります。
 
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放っておくと、痛くなる病気なのですか?
  • 長時間の立ち仕事の後に痛みを感じる場合がありますが、下肢静脈瘤は一般にはあまり強い痛みを起こす事はありません。
    血栓性静脈炎といって静脈瘤の中に急に血の固まり(血栓)ができる場合があり、この時は静脈瘤が赤く腫れてズキズキと痛くなります。ひどい場合は熱が出ることもあります。
  • 血栓性静脈炎を起こした時はすぐに下肢静脈瘤専門クリニックや心臓血管外科のある病院を受診して、適切な処置を行う必要があります。
 
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必ず手術をしなければいけない病気なのですか?
  • 下肢静脈瘤は、良性疾患のため必ず手術しなければならないということはありません。
  • しかし、放置していても自然に治ることはありません。進行すると足の血管が膨らんで見た目が悪くなるほか、足の血流が悪くなることで強いかゆみや湿疹、色素沈着などの皮膚炎症、皮膚に穴があく潰瘍(かいよう)ができることもあります。
  • 手術を受けるかどうか主治医の先生とよく相談されることをおすすめします。           
 
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足の、どの部分にできやすいですか?
  • 太もも、ひざの裏、すね、ふくらはぎにでる伏在静脈瘤、側枝静脈瘤と呼ばれる太い血管が目立つものと、その付近に網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤と呼ばれる細い血管が目立つものがあります。
 
 
 
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早期に治療しないと、取り返しがつかなくなりますか?
  • 下肢静脈瘤は、良性疾患のため必ず治療をしなければならないということはありません。
  • しかし、放置していても自然に治ることはありません。進行すると足の血管が膨らんで見た目が悪くなるほか、足の血流が悪くなることで強いかゆみや湿疹、色素沈着などの皮膚炎症、皮膚に穴があく潰瘍(かいよう)ができることもあります。
  • 治療を受けるかどうか主治医の先生とよく相談されることをおすすめします。
 
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病院で受診したところ、「軽い下肢静脈瘤なので、このまま様子を見ましょう」といわれました。自然に治ることはあるのですか?
自然に治ることはありません。
 
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